ここは、こども園駐車場横の公園。
子どもたちが何かをのぞき込んでいます(・・?
その目線の先には… なんと、スイカ!
このスイカは、春にスイカの芽が出ているのを見つけた地域のおじいちゃんが、「実がなったら子どもたちに見せよう!」と育ててくれたもの
それにしても、このスイカ…なぜこんな所に?
もしかしたら…
幸袋こども園では毎年、みんな集まってスイカ割をしていました。
そしてみんなで、割れたスイカを食べるのが恒例行事。
今の駐車場は、まさしく昨年までスイカ割をしていた旧園舎の園庭です!
今年は密集を避けるため中止しましたが、きっとあの時のスイカの種だ
(一昨年のスイカ割の様子)
ほら!フェンスの下!スイカのつるの根元には、旧園舎の玄関先に咲いていたサマーポインセチアも咲いています!
大喜びで収穫!
先生のお顔よりも大きいね
「スイカの芽をみつけて、育ててくれた地域のおじいちゃんにお礼を言いたい!」と子どもたちの発案で、お宅を訪ねて「ありがとう」を伝えました。
スイカは園に持ち帰り、冷やした後、給食の先生が切ってくれました。
中は真っ赤でちょうど食べごろ
1つのスイカを、こんな風に切り分けてくれるなんて、すごい!
さすがプロの技です
おやつに美味しくいただきました。
「おかわり!」と元気な声のする中、種をティッシュに包む様子も
「家に帰って種を植える!」
来年の春、芽がでると良いですね
話を聞いた新聞社も、取材に訪れ、新聞にも掲載されました。
(令和2年9月4日 西日本新聞 朝刊)
小さなスイカの芽から始まった、地域のおじいちゃんとのご縁。
長い間子どもたちが育ってきた旧園舎との繋がりや、植物の生命力を感じつつ、
子どもたちを見守る優しいまなざしが、この地域にはたくさんあることに改めて感謝です。
これからも、幸袋こども園をどうぞよろしくお願いします。